井岡一翔、大みそか防衛戦を発表 9歳下相手に「レッスンをしようかな」

対戦相手の画像を手に意気込む井岡一翔
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 ボクシング史上最速3階級制覇王者でWBA世界フライ級王者・井岡一翔(27)=井岡=が9日、大阪市内で会見し、大みそか、島津アリーナ京都で同級1位のスタンプ・キャットニワット(18)=タイ=を相手に4度目の防衛戦を行うことを発表した。スタンプは同暫定王者で王座統一戦となる。

 6年連続大みそか戦となる王者の戦績は20勝(12KO)1敗。迎え撃つは15戦15勝(6KO)のタイの18歳ホープ。同国史上最年少17歳で世界王座を獲得した伸び盛りの挑戦者が相手になる。

 連続KOですごみを増している王者は「大みそかにまた良い締めくくりをしたい。(初の試合会場となる)京都は歴史のある場所。歴史に残る、京都で語り継がれる試合をしたい」と決意を込めた。

 フライ級完全制圧の野望へ、まずはWBA王座を統一する。「相手は暫定王者というか指名挑戦者という感覚。この試合で世界王者の強さを味あわせ、初黒星を付けたい。はっきりどっちが強いか証明したい。中盤から終盤に組み立ててKO勝ちできたら」と3連続KO勝利を宣言した。

 9歳下の相手に自身も年齢を感じる。「下から強い選手がどんどん上がってくる。それをしっかり叩き潰したい。勢いを食い止めて、レッスンをしようかなという感じ」と、余裕を漂わせた。

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