丸藤組が超満員の“IWGP前哨戦”でオカダ組撃破

 「プロレス・ノア」(8日、後楽園ホール)

 王者の矢野、丸藤組が新日本のYOSHI-HASHI、オカダ組を下して5度目の防衛に成功した。10日の新日本・両国国技館大会で王者のオカダに丸藤が挑戦するIWGPヘビー級選手権試合の前哨戦でもある一戦。ノアの後楽園ホール大会としては久しぶりに超満員となり、オカダには珍しくブーイングが飛ぶ中、両者は激しくやり合ったが、最後は丸藤がYOSHI-HASHIを葬った。

 外敵を退けた丸藤は試合後、「さあ、明後日だ。そのベルト、オレがいただく」と、高らかに宣言。一方、オカダは「(GHCタッグは)前はすごかったと言いましたけど、訂正しますよ。今でもすごい」と脱帽したが、「でも、このベルトは別だ。オレと丸藤さんのどちらが上かと言えば、オレの方が上。明後日は負ける用意をしておけ」と逆に挑発した。

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