池原、悔し初防衛 試合後に号泣

 「WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ」(28日、アゼリア大正)

 王者・池原シーサー久美子(30)は1回、額をカットしレフェリーストップ。1回終了、負傷判定引き分けで悔しい初防衛となった。

 池原は1回、相手の頭が額に当たり5センチもカットし試合後、10針縫う大けが。無念の負傷判定ドロー防衛に「申し訳ない」とリング上で謝罪した。2日前に父方の祖父・安隆さん(享年68)が死去。この日は家族、親戚が通夜、葬儀を1日以降に延期し応援してくれただけに「勝利をプレゼントしたかった」と号泣。消化不良の結果に再戦を熱望した。

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