村田プロ4戦目5・22は“地元”京都

 「ボクシング10回戦」(5月22日、島津アリーナ京都)

 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで、日本と東洋太平洋の同級1位・村田諒太(28)=三迫=が14日、都内で、5月22日に京都市の島津アリーナ京都でヘスス・ネリオ(24)=メキシコ=とプロ4戦目となるミドル級10回戦に臨むと発表した。

 村田は奈良市出身だが、南京都高(現京都広学館高)に通い、大学、社会人時代は国体に京都代表で出場した。思い入れの強い地だけに、プロ入り後、初の凱旋試合を「本当にうれしい。南京都のOB会も『見に行く』と言ってくれているので心強い」と喜んだ。

 ネリオの戦績は12勝(6KO)3敗。3戦連続KO勝ちの村田は、メキシコの選手とは初対戦だが「これぐらいでつまずいたら話にならない。圧倒的に勝ちたい」と自信を示した。

 今後、約1カ月のラスベガス合宿では右ストレートの必殺パンチ化に取り組む。「いい選手の映像を見ても、右ストレートを打てる選手は華がある。しっかり倒せるように自信をつけて帰って来たい」と意欲十分。金の拳を古都で輝かせる。

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