チャーリー太田、故郷NYで判定勝ち

 6回、ルイス(左)に右ストレートをクリーンヒットするチャーリー太田(撮影・大橋小太郎)
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 「ボクシング8回戦」(9日、ニューヨーク)

 ボクシングのスーパーウエルター級8回戦が9日に米国ニューヨーク州のブルックリンのエビエータ‐・スポーツ&イベンツ・センターで行なわれ、東洋太平洋同級王者のチャーリー太田(八王子中屋)がマイク・ルイス(米国)に2-0(78-74、77-75、76-76)の判定で勝利を収めた。

 故郷ニューヨークでの2度目の試合に臨んだチャーリーは、序盤から積極的に前に出て、ロープに追い詰めてのボディーフック、強烈な顔面への左フックでポイントを奪う。5回には右オーバーハンドで相手の腰を落とさせるなど、一方的に試合を支配。ルイスが中盤以降は足を使ったためにKOこそならなかったが、2-0ながら文句のない内容で勝ち名乗りを受けた。

 チャーリー本人は「自己採点はCプラス。KOしたかった」と反省したが、中屋広隆会長は「倒せなかったけれど、お客さんを喜ばせるというプロとして大切なことはできた」と笑顔。米国でのプロモーターであるルー・ディベラ氏も満足気で、リング上で「あと1戦を挟んで世界タイトルに挑戦させる」と語った。

 目標の世界タイトル挑戦に前進したチャーリーの戦績は26戦24勝(16KO)1敗1分。敗れたルイスは24戦17勝(9KO)7敗となった。

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