タイで王座奪取の江藤「価値ある勝利」

 1日にタイで行われたWBA世界フライ級暫定王座決定戦で、暫定王者コンパヤック・ポープラムック(31)=タイ=を判定で破りタイトルを獲得した江藤光喜(25)=白井・具志堅スポーツ=が2日、成田空港に帰国した。敵地タイでの王座奪取は史上初の快挙。「実感はないけど、かなり価値のある勝利だと思います」と笑顔で振り返った。

 日本ボクシングコミッション(JBC)はWBA暫定王座を認めておらず、江藤についても国内では王者と認定しないことを、この日確認した。そのため日本で防衛戦はできない。ただし、暫定王座とともに正規王者への指名挑戦権を得たため、王座統一戦については国内開催を認めるという見解を出した。

 今後は正規王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)との統一戦、または暫定王座の防衛戦を行うことになる。防衛戦の相手には、元王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)が有力視されている。

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