奈須判定負けで東洋太平洋王座奪取失敗
「東洋太平洋フライ級タイトルマッチ」(18日、後楽園ホール)
30歳でタイトル初挑戦の奈須勇樹(角海老宝石)が0‐3の判定で敗れ、王座奪取に失敗した。王者のロッキー・フエンテス(フィリピン)は防衛5度、WBA世界2位にランクされる強豪で、6年前に対戦して敗れた相手。奈須は序盤から果敢に打ち合ったが、パンチの威力と正確さで勝る王者に押し切られた。「実力差は感じなかったが、王者は前より距離感がうまくなっていた」とサバサバ。今後のことは「今は考えられない」と話した。
