大毅、次戦テーパリットとの再戦に照準
2階級制覇&リベンジへ動き出した。静岡県御殿場市でキャンプを行っている亀田3兄弟の次男でWBA世界スーパーフライ級4位の大毅(23)=亀田=が6日、次戦で同王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=と対戦する方向であることを明らかにした。
昨年12月に挑戦し、打ち合いの末に判定で退けられた相手。「次の標的か?」との質問に、大毅は「一応な」と認め、「2階級制覇とか興味ない。テーパリットを倒すだけ」と、リベンジ目的であることを宣言した。
1日に名城信男(六島)を破り3度目の防衛に成功した王者も対戦を希望。その試合を視察した大毅は「前とイメージは変わってない。オレは足を使ったり、ジャブが出たり、幅が広くなった。前みたいにはならん」と攻略法を描いている。
開催は兄・興毅のV5戦が内定している12月5日の大阪市・ボディメーカーコロシアムが有力。だが、亀田ジムはオプションを持つテーパリット側との交渉の難しさを懸念するなど、実現にはクリアすべき問題もある。“浪速乃弁慶”にリベンジの時は来るか。


