【オート】元女子ボクサー藤本も入所

 オートレース第32期選手候補生の入所式が9日、茨城県下妻市のオートレース選手養成所で行われた。候補生は約37倍の難関を突破した20人(うち女子5人)。養成期間は13年6月30日までの9カ月間。デビューは同年7月の予定。

 女子候補生5人の中で異彩を放つのが藤本梨恵(29)。ボクシングの元女子東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオンで、特例での合格だ。

 10年間うち込んだボクシングは、昨年4月に引退。だが「やめたあとでも何かに挑戦し続けたかった」と、第2の人生をオートレースに求めた。

 「バイクは普段から乗っていて中型、大型免許も取った。それでも(モータースポーツ経験者より)スタートは遅れてるので、分からない部分は教えてもらう」と謙虚に話しながらも、「目標選手はいないけど、自分が目標とされる選手に必ずなる」と強気なところもみせた。

 ボクシングとオートの共通点は“気持ち”と答えた藤本。「気持ちを込めて最後まで諦めない」と強いハートで、9カ月間の訓練に臨む。

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