葛西あまりの寒さに開会式途中で退席… カイロ20個で挑むも震え止まらず

 開会式で旗手を務めたノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(45)=土屋ホーム=が10日、ブログを更新し、開会式で極寒対策にカイロ20個を貼って挑んだものの、あまりの寒さに途中で退席したことを明かした。

 当日の気温は「マイナス3度くらい」だったとし「行進終わって席に着いた途端にすっげぇ寒くなりました」と、さすがのレジェンドも震えがとまらなかったもよう。「これでも体中にカイロ20個貼ってたんですよ!」と、強力タイプや靴下用など大量の使い捨てカイロの写真をアップした。それでも寒さは厳しく、開会式途中で会場を後にしたという。

 「チャックをしっかり閉めて、気持ちも引き締めて、メダル目指して頑張って参ります!!」。最後は8日のノーマルヒル予選でジャンプスーツのチャックを閉め忘れた一件を引き合いに出し、メダル獲得への思いで締めくくった。

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