金メダル大野、銅の同僚2人を従えて焼き肉会へ 柔道日本代表が帰国

 リオデジャネイロ五輪の柔道日本代表チームが15日、成田空港着の航空機で帰国。到着ロビーでは報道陣80人を含む約400人が出迎えた。

 日本柔道の今大会第1号金メダルで男子では2大会ぶりの金メダルを獲得した73キロ級の大野将平(旭化成)は、「目標の圧倒的な差による勝利を畳の上で実現できました」と充実の表情。4年後の東京五輪に向けては、「まずしっかり休んで、気持ちを整理して、小さい目標から果たしていきたい」と早くも連覇へのビジョンを示した。

 男子は7階級制となった1988年ソウル大会以降、史上初の全階級メダルを達成した。その中で、大野は同僚で81キロ級の永瀬貴規、100キロ級の羽賀龍之介(ともに旭化成)の銅メダリスト2人と帰国後の会食を予定しており、「焼き肉を食べたい」と希望。羽賀は「金の大野に従います」とリスペクトを示した。

 ちなみに帰国後に何を最初に食べたいか?の質問には、日本のメダル第1号となった女子48キロ級銅メダリストの近藤亜美(三井住友海上)がかわいらしい声で「かき氷です」と男女を通じて最軽量選手らしい答え。対照的に最重量の男子100キロ超級銀メダリストの原沢久喜(日本中央競馬会)は、「帰って1人でラーメンですかね」とポツリ。そして、男子の井上康生監督は、「肉体改造中なので、ささみ鶏肉です」と、相変わらずのストイックさをうかがわせ、まさに大トリを務めていた。

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