カンテレ社長、金本監督に疫病神返上

 関西テレビの福井澄郎社長が22日、大阪市内で新春会見を開き、先日に同局にあいさつに訪れた阪神・金本知憲監督に、中継試合を巡る“疫病神疑惑”の払拭(ふっしょく)を誓ったことを明かした。

 昨年同局が中継した阪神タイガースの試合で、阪神は2勝11敗と大苦戦。ライバル局の読売テレビの8勝1敗1分と、おそろしいまでの差がついてしまった。

 福井社長は、先日に来社した金本監督に「今年は、その逆(11勝2敗)でいきます」と宣言したことを明かした。金本監督は「それは頼もしい」と喜んでいたという。

 昨年は試合中継の担当プロデューサーが神社参拝しても勝てず、阪神球団から「きょうの中継、カンテレさんですか…」と“疫病神”扱いされたことも。中継日にローテの谷間が訪れたりとツキがなかったといい、この日、安渕修スポーツ局長は金本監督に「局からのお願いとして『ローテを考えてください』とお願いしました」と明かし、笑いを誘っていた。

 また福井社長は、今年に阪神・坂井信也オーナーからの年賀状に「期待してください!」と書いてあったことを明かし、それを金本監督にも伝えたところ、金本監督は「2、3年かけてじっくり育てろと言われてたんですけどね…」と笑っていたことも明かした。

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