阪神 逃げ切って貯金1 藤浪が4勝目

勝利のハイタッチでナインを迎える阪神・和田豊監督=ヤフオクドーム(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、ソフトバンク4-5阪神」(10日、ヤフオク)

 阪神がソフトバンクの後半の追い上げをしのぎ、1点差で競り勝って再び貯金生活に入った。

 阪神は二回、先頭・福留の右翼席への7号ソロで先制。その裏に李大浩の右越え16号ソロで追いつかれたが、三回にゴメスの右翼フェンス直撃の2点二塁打で3-1と勝ち越しに成功。五回には鳥谷の右越え3号2ランで加点した。その裏に2失点、七回にも反撃を許し1点差に迫られたが逃げ切った。

 先発・藤浪は7回を5安打4失点と後半につかまったが、福原-呉昇桓の無失点リレーで逃げ切った。

 強打のソフトバンク打線を相手に4勝目(4敗)を挙げた藤浪は「何とか最後まで粘れればなと思ってマウンドに上がりました。今日は野手の皆さんに感謝です。チームとしてすごい状態がいい感じではないと思うんですけど、その中で何とか僅差のゲームを取っていけてるので、これからしっかり首位目指して頑張っていきたい。明日は岩貞さんが九州出身なんでしっかり投げてくれると思います」と、連勝を託した。

 ソフトバンクは4点を追う五回、松田の15号ソロと今宮の左越え適時二塁打で2点差に。七回にも中村晃の中前適時打で1点差としたが、あと一歩届かなかった。

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