阪神 初回4点先制!打者9人の猛攻

1回、梅野は中前適時打を放つ(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神‐中日」(19日、京セラ)

 阪神が打者9人の猛攻で4点を先制した。

 初回、1死走者から今成が右翼超え二塁打で出塁すると、鳥谷が中日の先発朝倉の9球目を捉えた。

 132キロのフォークを振り抜いた打球は、あざやかに一、二塁間を破る先制適時打となった。鳥谷は「打ったのはフォーク。とにかく後ろへつないでいく気持ちで打席に立ちました。内野の間を抜ける当たりになってくれて良かったです」と喜んだ。

 さらにゴメスが四球でつなぐと、マートンが中越え適時二塁打。貴重な追加点に「打ったのはカットボール。バッター有利のカウントだったので、思い切ってスイングできました。甘く浮いてきたボールを逃さずしっかりコンタクトできたよ」とコメントした。

 福留は二飛に倒れたが伊藤隼、梅野が連続適時打を放ち、試合の主導権を握った。

 伊藤隼は「2死二、三塁という場面でしたが、チャンスだということをあまり意識しすぎないように心がけたのが、いい結果につながったのかなと思います」。梅野は「2アウトで後ろを打つのがピッチャーだったので、自分の打席でチャンスを終わらせないようにしたいと思っていました。ランディを援護したかったですし、打てて良かったです」とそれぞれコメントした。

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