「ＤｅＮＡ２‐５阪神」（１７日、横浜）

　阪神ドラフト１位の岩貞が先発し、５回２／３を４安打２失点。その後は救援陣が無失点でつなぎ、プロ初勝利を挙げた。

　前回の広島戦に続いてプロ２試合目の登板となった中、立ち上がりから安定していた。初回、先頭の石川に左前打を許しながらも後続を３人で切り抜けると、その後は打線の援護もあって堂々としたピッチングを展開。五回まで無失点に抑えてゲームをつくった。

　六回に２死からブランコとバルディリスに連続ソロ弾を浴びて降板となったが、リードを守ってリリーフ陣に後を託した。

　岩貞は降板後「２回目の登板だったので、前回よりも自分の気持ちをコントロールして試合に入ることができました。野手のみなさんが初回から先に点を取ってくださったのは本当に助かりましたし、心強かったですが、自分としては点差に一喜一憂することなく自分のボールを投げるだけだと思ってマウンドへ上がりました。六回はカウントを取りにいったボールと失投をホームランにされたので、そこは反省点です」とコメントした。