「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、北朝鮮1-2オーストラリア」(7日、ヤンマースタジアム長居)
首位のオーストラリアが北朝鮮を下し、1試合を残して、3大会ぶりの五輪出場を決めた。
引き分けでも予選敗退が決まる北朝鮮は開始早々から主導権を握り、積極的に攻め込んだものの、逆にオーストラリアが前半18分、ワンチャンスを生かしてヘイマンのゴールで先制。後半、同点に追いつかれたが、直後の後半38分、ゴリーのシュートで勝ち越した。勝ち点を12に伸ばし、首位もキープした。
再三にわたって決定機を作りながら得点できなかった北朝鮮は後半33分、キム・スギョンのゴールでようやく追いついたものの、最後は力尽きた。
3位の北朝鮮は勝ち点を伸ばせず、1試合を残して勝ち点は5。この試合に先駆けて行われた試合で、中国が韓国に勝ち、勝ち点を10としていたため、中国の2大会ぶりの五輪出場も決まった。