小笠原、黄金世代「まだ頑張りたい」

 「サッカー・ナビスコ杯・決勝、鹿島3-0G大阪」(31日、埼玉スタジアム)

 優勝した鹿島のMF小笠原満男(36)が02年以来2度目のMVPを獲得した。小笠原と同じ1979年度生まれの選手は、この日対戦した遠藤保仁(G大阪)をはじめ、小野伸二(札幌)、稲本潤一(札幌)、高原直泰(SC相模原)ら日本を代表する選手が多く「黄金世代」と呼ばれる。あらためて存在感を示した小笠原が、黄金世代としての思いを語った。

 この日対戦した鹿島とG大阪で見ると、鹿島のGK曽ヶ端、出場はなかったがMF本山、G大阪では学年が同じ80年1月生まれの遠藤が「黄金世代」となる。小笠原は「僕らの年代はまだまだ頑張りたい」と明言。「ヤット(遠藤)もそうだし、本山もそうだし、(小野)伸二とか、イナ(稲本)とかもいるけど。みんなでJリーグを引っ張って行けたらいいなと思う。みんなで活躍して刺激し合っていけたらいいなあと思います」と日本サッカー全体へ、思いをはせた。

 「この世代を若い人が超えるのは大変ですね」と水を向けられると「やれるものならやってみろという気持ちはありますけどね」と少年のように笑った。「僕らも負けてられないので、まだまだ頑張りたい」とも語った。若手は実力で世代交代を成し遂げるしかない。

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