絶妙CKの香川、途中交代も競争歓迎

後半、ボールをコントロールする香川真司と長友佑都(右)=日産スタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「国際親善試合、日本4-0イラク」(11日、日産ス)

 トップ下で先発出場したMF香川真司(26)=ドルトムント=が、コーナーキックで追加点を演出した。

 1点を先制した後の前半9分、左サイドからのコーナーキックを右足で蹴ると、相手選手に当たったボールにDF槙野智章(浦和)が左足を合わせて2点目を挙げた。香川は「(CKは)練習してきた。(槙野が)決めてくれてよかった」と、表情が緩んだ。

 後半には自らドリブルで攻め上がりシュートを放つシーンもあったが、相手GKの正面。ゴールは挙げられないまま後半21分、FW本田圭佑(ACミラン)らとともにピッチを退いた。

 自身の替わりに入ったFW原口元気(ヘルタ)が後半39分、華麗に4点目を決め、ハリルホジッチ監督に猛アピールした。試合後、香川は「ゴールが取れないのは悔しい」と唇をかんだが、「どんどん新しい選手が出てくるのはいいこと」と歓迎。若手との競争を受けて立つ構えだ。

 いよいよ始まるW杯予選に向けて「次は切り替える」と、完全復活を目指す背番号10が本番モードに入る。

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