田口、挑戦者のガンつけに困惑
「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦」(27日、大田区総合体育館)
予備検診が25日、都内で行われ、王者・田口良一(29)=ワタナベ=、同級7位で元WBA世界ミニマム級暫定王者のファン・ランダエタ(37)=ベネズエラ/カシミ)ともに異常なしだった。
検診後、ランダエタから一方的ににらみつけられた田口は「そういうの慣れてないので…」と困惑気味。「お互いベストな状態でできたら」と冷静に話した。
田口の予備検診で毎回話題になる視力は、前回の左右1・0から今回は左右0・8に落ちていた。円の切れ目を答える視力検査の当てずっぽうが「今回は当たりませんでしたね」と言って笑わせた。
ランダエタは「体調は最高。かつてない仕上がりで、体重もバッチリ。人生で一番いい試合をしたい」と自信満々。22日に後楽園ホールで試合を観戦し「亀田のような、相手をバカにしたスタイルの若い選手がKOで負けたのが、とても気に入りました」と、またも因縁の亀田の名前を口にした。





