河野公平が“KO宣言”でシカゴに出発

 シカゴへ出発した河野公平
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 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)

 2度目の防衛戦に臨む王者・河野公平(ワタナベ)が10日、高橋智明トレーナーらとともに成田発の航空機で決戦の地、シカゴへ出発した。

 やるべきことはすべてこなした。「スパーリングは全部で103ラウンドやって仕上がっています。あとは体重調整だけ。あと1・7キロなので、向こうでやれます」と自信の口ぶりだ。

 パワーの源として持参したのが「もち」だ。「50グラムにパックされていて、お湯でもどして食べます。何も付けなくても、そのままでおいしい」と、計量までは体重を見ながら、計量後はパワーフードとして期待している。

 ゴングまで1週間を切った因縁の対決。試合決定後の会見では、挑戦者の亀田興毅に乱入された。「相当なめられていると思う。すべてはリングの上ではらしたい。あと1週間だから待ってろ、という感じ」と静かに闘志を燃やす。

 試合には芽衣夫人をはじめ、約30人が応援に駆けつける。「奥さんのためにも負けられない。悔いの残らないよう思い切りやります。判定じゃ勝てないと思っているのでKOします」と力強い“KO宣言”を残して機上の人となった。

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