世界ボクシング機構（ＷＢＯ）ミニマム級王座決定戦１２回戦（３０日・愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館）の調印式と前日計量が２９日、名古屋市内で行われ、日本選手最速となるプロ５戦目での世界王座獲得を狙う田中恒成（畑中）とフリアン・イエドラス（メキシコ）はともに４７・５キロで、１回でパスした。

　田中は「気持ちはもうできている」と大一番へ万全を強調。「やるべきことは全てやってきた。早く当日を迎えて最高の試合がしたい」と待ち切れない様子だった。勝負のポイントについては「どれだけ自分を貫けるか。それに尽きる」と話した。