安川悪斗「ハートは折れちゃいない」

 女子プロレス団体・スターダムの22日・後楽園ホール大会でワールド・オブ・スターダム王者の世IV虎から“けんかマッチ”を仕掛けられ、病院に搬送された安川悪斗が23日、自身のブログで「ハートは折れちゃいない」とメッセージを送った。

 安川は「昨日のスターダム後楽園のお詫び」のタイトルでブログを更新。世IV虎の鉄拳&掌打で顔面が腫れ上がった安川は「両目が塞(ふさ)がっていてなんも見えねーから、この文章は母に代筆してもらってる」と報告しつつ、思いをつづった。同期の宝城カイリから多くのファンが心配していると伝え聞いたとし、気丈にも「私のハートは折れちゃいない!だから大丈夫だ!ファンにはそれを早く伝えたくて仕方なかった。心配かけて本当にすまなかった」と思いを明かした。

 また、観客から「プロレスをやれ!」の声が飛んだ前日の凄惨(せいさん)な一戦については「スターダムのメインでタイトルマッチであんな試合を見せてしまって本当に申し訳ありませんでした。プロレスを見せたかった。だからこそプロレスを見に来てくれたお客に本当に、本当に謝罪したい。申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪した。

 そして、「どうか、昨日の試合で、メインだけの感想でスターダム全体を悪く思わないで下さい。選手たちは日々頑張り、努力し、スターダムをより良くする事を考えてる人間ばかりです。選手たちは日々良い試合を心がけ、がんばっています。今後もスターダムの選手達を励まし応援してやって下さい。どうぞ宜しくお願い致します」と要望した。

 長期欠場から昨年12月に復帰したばかりでショックが心配されたが、再起の意思も明確にした。「私はとりあえず治すことに専念するぜ!てめーら、何度も言うが私のハートは折れてない!私は何度でも立ち上がるやられてもやられても必ず起き上がる雑草だからな!雑草魂万歳!!!」と記し、さらに「(目が)見えるようになったらまた元気な姿見せてスターダムかき乱してやるからな!だからてめーら待ってろよ!以上!!!!」とリングでの再度の大暴れを約束した。

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