天笠も一発パス!最強リゴンドー相手

 調印式でポーズをとるリゴンドー(左)と天笠=ホテルモントレグラスミア
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 「WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、ボディメーカーコロシアム)

 ボクシングダブル世界戦の調印式、ルールミーティング、公式計量が30日、大阪市浪速区のホテルで行われた。

 メーンのWBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチの計量では、統一王者のギジェルモ・リゴンドー(34)=キューバ、挑戦者の東洋太平洋フェザー級の天笠尚(29)=山上=ともに100グラムアンダーとなる55・2キロで一発クリアした。

 日本初登場のリゴンドーは五輪2連覇、プロでも14戦無敗の世界トップクラスの王者の1人。「私が試合をすることで他のボクサーにも日本で戦う機会を広げていけたらと思う。素晴らしいショーを見せます。私が必ず勝つ」と落ち着いた様子で話した。

 本来のフェザー級から1階級落として最強王者に挑む天笠は「ここまできたんで何も言うことはありません。当たって砕けろの気持ちでいきます」と悲壮な決意を語った。試合決定時「1%」と話していた勝算は公開練習時に「3%」までアップしたが、この日も「3%」で変わらなかった。

 試合では同じ青色の8オンスながらリゴンドーが米国グラント社製、天笠がメキシコ製レイジェスの異なるグローブを使用することが決定。天笠はメキシコ製を選んだ理由を「ナックルパートが薄いのでKOできればと思って」と世紀の大番狂わせを狙う。

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