亀田ファンに謝罪し「辛い」と真情吐露
日本ボクシングコミッション(JBC)から25日、ボクサーライセンスの更新申請を却下された元世界3階級王者、亀田興毅(27)が同夜、公式ブログを更新し、後援者やファンに謝罪した。
「応援してもらってる人達の前で試合がしたかったなぁ…ごめんなぁ…。ファンのみんなにはほんまに申し訳ない気持ちでいっぱいです」
次の試合のめどが立たないまま宙ぶらりんで「一ボクサーとして、今の現状は辛い…辛いって言うかこのような状況に寂しい気持ちがある」と真情を吐露した。
裁定が出る前の22日の書き込みでは「正直現役もそんなに長く続けれる年でもない。これからのボクシングは、俺にとっては最終章」と、自分に残された時間がそう多くないことを訴えていた。
JBCは25日、都内で資格審査委員会を開き、UNITEDジム(三好渥義会長)に移籍届を提出した元世界3階級王者、亀田のボクサーライセンスの更新申請を却下した。
三好会長が78歳と高齢で、ジムにほとんど姿を見せず「興毅のコントロールという点で憂慮、懸念している」(秋山理事長)ことが申請却下につながった。
興毅は却下通知後、「秋山理事長から『ボクサーに罪はない。JBCはボクサーを守るところだ』と直接言われていた。こういう結果になって残念。今は言葉もない」と談話を出していた。