亀田興が渡米 前座で1年ぶり復帰戦へ

 ボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅(27)=UNITED=が11日、弟でWBO世界バンタム級王者の和毅(23)と成田発の航空機で渡米した。

 11月1日、和毅の3度目の防衛戦が行われるシカゴで、自身の約1年ぶりの復帰戦も前座で組まれる予定。「まだ正式に決まってない。連絡待ち」としながら「ボクサーは試合してナンボ。準備はできてる」と前向きだ。

 和毅はWBO世界バンタム級暫定王者アレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)と統一戦を行う。2人はマイアミで合宿し、試合1週間前に現地入りする予定。

 興毅は昨年11月、WBA世界バンタム級王座の8度目の防衛に成功。その後、4階級制覇を目指し王座を返上したが、亀田ジム会長らが資格はく奪され、日本で試合ができない状況が続いている。

 対戦候補として名前が挙がっているロベルト・バスケス(パナマ)については「あれはスーパーバンタム級やろ。俺はスーパーフライやから」と否定的に話した。

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