帝里 王座決定戦へ向けキャンプイン
「IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月18日、神戸ポートピアホテル)
ボクシングのIBF世界スーパーフライ級3位・帝里(ている)木下(28)=千里馬神戸=が3日、兵庫・淡路島で同級1位・ゾラニ・テテ(25)=南アフリカ=と行う王座決定戦へ向け、キャンプを開始した。
3泊4日を予定し、朝、昼、夕と1日計10キロ超を走り込み下半身を強化する。中学生時はJリーグを目指した帝里が、キャンプに持ち込んだのはサッカーボール。「パス、リフティングで反射神経を鍛えられるから」とサッカートレも取り入れる考えだ。
「得意ではない」と言うサウスポー同士の対決。今キャンプには六島ジムからWBC世界スーパーフライ級29位・向井寛史、日本スーパーウエルター級王者の細川貴之のサウスポー2人が助っ人として同行した。「僕目線じゃなく、相手目線でどうか。世界を狙っている2人。マスボクシングや話を聞いて参考にしたい」と強打のテテ対策を練る。
