大リーグ、ロイヤルズがレンジャーズからフリーエージェント（ＦＡ）になっていたアレックス・リオス外野手（３３）と１年１１００万ドル（約１２億９千万円）で合意した、と１５日（日本時間１６日）米スポーツサイトのＣＢＳスポーツが伝えた。

　今季はレンジャーズでプレーしたリオスは主に右翼手として１３１試合に出場し、打率・２８０、４本塁打、５４打点、１７盗塁をマークした。過去には１２年に２５本塁打、９１打点、２３盗塁、１３年には１８本塁打、８１打点、４２盗塁を記録するなど、走、攻、守を兼ね備えた選手として知られている。

　リオスの加入により、ロイヤルズの来季の布陣は中堅手ケイン、左翼手ゴードン、右翼手リオスで確定。移籍１年目でチームの２９年ぶりワールドシリーズ進出に貢献し、複数年契約を求めていると言われている青木宣親外野手（３２）との再契約は事実上、消滅した。