【サンフランシスコ共同】米大リーグ、ジャイアンツのボウチー監督は2日、頭部死球による脳振とうの後遺症で戦列を離れている青木宣親外野手について「試合に出場する状態ではない」と話し、4日に終了するレギュラーシーズンの残り試合で復帰しないことを明らかにした。
青木は1日にピッツバーグで脳の専門医による再検査を受けていた。ボウチー監督は「順調だが回復は90パーセントの段階」と説明した。
8月9日に頭部に投球を受け、9月に入って脳振とうの後遺症を訴えた。リハビリメニューに取り組み、9月下旬には打撃練習を再開したが、青木も「(今季の)試合には出ない」と話した。