【POG】審議もセーフ 内田博は反省

 「2歳新馬」(11日、東京)

 520キロの力強い馬体が躍動した。2番人気のロジセンス(牝、父ストリートセンス、栗東・矢作)が好位追走から抜け出し、1分25秒6のタイムでV。芝1400メートルで行われたメイクデビューを制した。前半3Fが37秒6とスローな流れの3番手。坂を上がって直線半ばで堂々と先頭に立つと、ラストは3着馬の進路に入り審議の対象になったが、先頭でフィニッシュしてデビュー勝ちを手にした。父はこの2歳世代だけ日本で供用された07年のケンタッキーダービー馬。「最後は迷惑をかけてしまって申し訳ないです」と内田博幸騎手は反省の表情。「もっと楽に抜けられるかなという手応えだったけどまだ重かった分、少しもたついていました」と振り返った。

 鼻差の2着は中団から伸びた3番人気のニシノキッカセキ。1番人気のブライトエピローグはさらに1馬身1/4差の3着。勝ち馬とラチ沿いのスペースを狙ったが、ゴール前で狭くなる不利がこたえた。

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