神田うの ベビーシッター窃盗事件が転機

 タレントの神田うの(41)が27日、テレビ朝日系「しくじり先生 おれみたいになるな」に出演し、自身を「老若男女満遍なく嫌われたKY先生」とし、バッシングを受けると夫や娘に迷惑をかけることから「脱KY」を宣言した。

 同番組は自分の失敗談を赤裸々に告白して分析し、視聴者に同じ轍(てつ)を踏まないように訴えかける内容。神田は空気が読めないKYであることから数々のバッシングを受けてきたとことを述べた。

 かつては「ママ友になりたくない芸能人1位」になるなど、「嫌われ11冠」を達成したことも報告。神田は「私がこんなにも嫌われたのはつまるところKYだから。私は老若男女満遍なく嫌われたKY先生」と自身を評した。

 KYエピソードとして神田は、子供のころにバレリーナとして優秀だったことから友達に対し、「あの子はなんであんなに踊り方が汚いの」と平然と言い放っていたことを明かした。フジテレビの番組「オールナイトフジ」に出演するようになった19歳の時には全共演者から「大嫌い」と意思表示されたことを振り返り、「人生で初めて嫌われていることを自覚した」と述べた。

 しかし、神田は反省することなくセレブ結婚を果たし、その後もKYだったと話した。しかし、2012から14年にかけて起こった「ベビーシッター窃盗事件」が転機になった。「ベビーシッターに1300万円相当の高級バッグや貴金属を盗まれた」「シッターは4人いてその1人」などと発言したことが報じられると、ネット上で「自慢するな」と大バッシングを受けたとされた。シッターが常時4人いると受け取られたことや、高級バッグをたくさん持っていることなどが批判の対象になった。

 神田は「この事件で一番のしくじりは家族に迷惑をかけたこと。一人だけの問題じゃなくなった。妻である私が大バッシングを受けると当然、夫に大きな迷惑をかける。5歳の娘には元気がなくなるほどの心配をかけた。私へのバッシングは私の問題だけじゃない」と涙をぬぐい、「ダメだと分かった」と述べ、初めて自分自身と向き合うようになったという。

 KY改善5カ条として神田は(1)自分のことを「私」と呼ぶ(2)なんでもあけすけに発言しない(3)自分の常識を相手に押しつけない(4)周りがしかってくれたら素直に受け取る(5)ブログはアップ前にチェックしてもらう-。

 神田は「必ず脱KYの母親になります」と宣言した。

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