日テレ社長、不祥事多発プロ野球に苦言
日本テレビの大久保好男社長は28日、東京・汐留の同局で定例会見を開き、巨人・高木京介投手の野球賭博関与や、選手同士の金銭授受が発覚したプロ野球について「襟を正してプレーに打ち込んでもらいたい」と苦言を呈した。
25日に開幕したプロ野球だが、それまでに数々の不祥事が発覚。多くのファンに失望を与えたが、大久保社長は「プロ野球は子供たちの憧れのスポーツですし、プロ野球選手はそういう意味で一番人気のあるヒーローでもある。そうしたこともよく考えて、行動には責任を持って頂きたい。襟を正してプレーに打ち込んでもらいたいし、信頼を回復してもらいたい」と渋い表情でコメントした。
同局は開幕3連戦を中継したが、今後の中継については「引き続き、プロ野球の魅力をしっかり伝えていくことで対応していく」として、中継スケジュールに変更はないとした。また開幕3連戦を中継したことに対して、視聴者からの問い合わせ、クレームなどは特になかったとした。
