里見 松方を心配「電話に出ない」

 俳優の里見浩太朗(79)が3日、東京・青山葬儀所で行われた俳優で劇団前進座代表・中村梅之助さんの劇団葬に参列。参列後、囲み取材に応じ、脳リンパ腫を公表した俳優・松方弘樹(73)にエールを送った。松方が学生時代から親交があり、何度も電話をしているが、まだ話せていないことを明かし、心配した。

 テレビのニュースで松方の病気を知ったという里見。「すぐ電話したんですよ。でも、それから毎日電話しても出ないんですよね。出られない状態だっていうのは昨日わかりましたけど、ちょっと心配なんですよね…」と表情を曇らせた。

 松方は2日、所属事務所を通じ、悪性腫瘍の脳リンパ腫であることを発表した。

 里見は松方の父で俳優だった故・近衛十四郎さんとも親交が深く、「お父さんと一緒に仕事してるときは、弘樹くんは学生だった」という。さらに「(北大路)欣也くんと、弘樹と、松平健ちゃんとは東映の仲間ですから、いつもどうしてるかなって気にしながら…。僕が(仲間で)一番年上なもんですから、連絡を取ったりはしてるんですけどね。早く電話に出てくれないかなと思って待ってるんです」と心配を募らせた。

 それでも、松方のタフさも重々承知の里見は「いつも『先輩、あれやりましょう、これやりましょう』って電話が掛かってくるんでね。もともと『俺は漁師だ』って言ってるぐらい元気な男だから、元気で『終わったよ』ってすぐ退院してくれると思ってますけどね」と、早期の復活に期待していた。

 松方は2月13日に体調不良を訴え、かかりつけ医で検査を受けたものの、詳細がわからず18日に都内の総合病院に転院。そのまま入院して検査を受け、2日に悪性腫瘍の「脳リンパ腫」と判明したことを発表していた。

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