涼風真世 宝塚追っかけ時代を明かす
元宝塚歌劇団歴代トップスターによる“男唄”カバーアルバム「麗人REIJIN-Season 2」の発売記念コンサート〈前夜祭〉が27日、東京・中野サンプラザで榛名由梨(70)、安奈淳(68)、涼風真世(55)ら10人が参加して行われた。
開演前のリハーサルでは、10人全員で「Sing Sing Sing」と「いつでも夢」を披露。その後に会見が行われ、最も入団の早かった49期生の榛名がCDに関し「日本のポップスの素晴らしさをあらためて感じた。うれしかったです」と強調した。
コンサートは10人がCDに収録した曲をソロで披露する形式。故石原裕次郎さんの「粋な別れ」を歌唱した榛名は「レコーディングは緊張しました。前の安奈さんがとてもお上手だったし、『悲しい色やね』(高汐巴)を聞いて『こりゃあ、えらいこっちゃ』と思いました」と打ち明けた。
67期生の涼風は「宝塚に入り前から榛名さんと安奈さんはあこがれだったんです。富山にいる頃から追っかけをしてました」と大先輩と同じステージに立つ喜びを話した。28日にも同所で発売記念コンサートが行われる。