宮迫 笑ってくれたダウンタウンに感謝

 お笑いコンビの雨上がり決死隊が12日、読売テレビのバラエティー番組「黄金列伝」に出演し、ブレークするきっかけとなった1999年の「ガキの使いやあらへんで」に出演した当時の裏話を披露した。スタッフの指示と真逆の対応でダウンタウンにキレまくった宮迫博之は「一か八かだった」と告白。ダウンタウンが笑わなかったら今の「雨上がり」はなかったことを明かした。

 宮迫は月亭方正の仲介を得て松本人志と出会った。大阪での活動に見切りをつけて東京に来たものの仕事がなく、宮迫は必死で自身の面白さを松本に見せた。功を奏し、「ガキの使いやあらへんで」に出演することに。東京に出てつかんだ初めての大きなチャンスだった。

 番組企画は「雨上がりが司会をするものの失敗して方正から『OAできない』とキレられる」というもの。スタッフからも「スベってくれ」と指示された。しかし、宮迫は真逆のことをやって積極的に笑いを取りにいく決意を固めた。相方の蛍原徹に言っただけでスタッフにも方正にもダウンタウンにも秘密にして本番にのぞんだ。

 宮迫は「一か八かやってん。一世一代やった。スタッフの指示を無視する。ダウンタウンさんにもムチャをする」と振り返った。蛍原には「もしかしてダウンタウンさんにキレられたらもう終わりや」と覚悟を語った。

 当時の映像が放映。宮迫が松本の頭をつかんで「おい、ハゲ!お前なんでハゲやねん!」とメガホンで頭をたたいたり、浜田に膝蹴りを食らわすなど、はちゃめちゃ。予定調和ではない宮迫の大暴れに、松本は口を開けて大笑いしていた。

 映像を見たMCの陣内智則が「松本さんと浜田さんが笑ってくれたことに救われている」と話すと、雨上がりの2人は「そうっ!」と認めた。宮迫は「最初にダウンタウンさんにいった時に(周囲が)ピリつくんです。こいつら何してんねん。予定と違うと。でも、2人が笑ってくれたことで『これでOKなんや』という流れができた」とダウンタウンに感謝。

 この回の「ガキつか」が視聴率20パーセントを超え、雨上がりには翌週、仕事が5本入ってきたという。

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