号泣元県議、出廷に際しブログで警告

 政務活動費をだまし取ったとして今年8月、詐欺などの罪で神戸地検から在宅起訴された“号泣県議”こと野々村竜太郎元兵庫県議(49)が、午後3時から神戸地裁で初公判が行われる24日午前零時、498日ぶりに公式ブログを更新し、報道陣に対していっさい取材しないよう警告した。

 元県議は今回の公判が昨年7月以来の公の場となり、その発言が注目されている。

 数多くの報道陣が集まると予測されていることから、元県議は地裁への出入りに際して「コメントや会見は一切致しません」と先手を打ち、写真、映像撮影も拒否した。

 さらには「自宅や家族宅の訪問やインターホンを鳴らしたりカメラを操作・名刺や手紙等を投函する行為等」この間にさらされてきたものと思われる取材行為に対しても、改めて釘を刺した。

 そして、後日の備えての証拠とするため「カメラ等の映像撮影を行います」と、カメラを持参して法廷へ向かうことを予告した。

 元県議は県議時代、このブログで活動報告などをしてきたが、最後の更新となった昨年7月14日の「辞職に伴うお詫び等」と題した書き込みでは議員辞職したことを報告し、「不適切な支出」を認めて反省、全額に利子を付けて返納することを約束している。

 元県議は14年6月に疑惑報道され、これを受けて開いた7月1日の記者会見で再三号泣し、その映像は海外にまで配信されて「号泣県議」として話題になった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス