山本耕史と片岡愛之助の不思議な因縁

 俳優・堺雅人(41)の主演で来年1月10日スタートのNHK大河ドラマ「真田丸」(総合、日曜、後8・00)に新たに決まった出演者が24日、発表された。石田三成役に山本耕史、大谷吉継役に片岡愛之助が起用された。堀北真希との結婚前には数々の浮名を流してきた山本と、藤原紀香と交際中の愛之助…と、いずれ劣らぬモテ男。だがそれ以外にも2人には不思議な縁があった。

 山本は「真田丸」と同じく三谷幸喜氏が脚本を担当した04年の「新選組!」にも出演。香取慎吾演じた主人公・近藤勇の親友・土方歳三役で、その熱演は評判を呼んだ。その結果、大河ドラマとは異例となるスピンオフ「新選組!! 土方歳三 最期の一日」が、翌年の正月に放映されたほど。一方の愛之助は、大河はこれが初出演となる。だが「-最期の一日」に榎本武揚役(本編では草なぎ剛)で出演。これで息が合った2人は、お互いの楽屋に遊びに行く仲になったという。

 また主演の堺雅人も「新選組!」で山南敬助を演じ、山本いわく「がっつりお芝居させていただいた」という関係。さらに「半沢直樹」でも“つぶすわよ”の名セリフが懐かしい黒崎役の愛之助と丁々発止の芝居を繰り広げてきた。

 最近は恋愛や結婚などで話題に上がることの多い2人だが、役者としては舞台を中心にしてきた実力派。三谷脚本でのさらに弾けた姿を見ることができるかもしれない。

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