新喜劇・辻本 和歌山流はラーメンと…
吉本新喜劇座長の辻本茂雄(50)が新設された和歌山市観光大使に就任することになり4日、大阪市内で委嘱式に出席した。
大阪府阪南市出身だが、和歌山市内の県立和歌山北高を卒業。強豪の自転車競技部に在籍して競輪選手を目指していた。18歳の時に両足に腫瘍が見つかって夢を断念したが、高校時代は和歌山中を自転車で走り回っていたこともあり、「僕が一番、吉本の中で和歌山のことを端から端まで知っていると思います」と胸を張った。
舞台の出番の合間に人気キャラクター「茂造じいさん」のメークと衣装で登場。「大阪よりたくさん思い出のある和歌山で観光大使に任命されたということで本当にありがたく思います。これは何かの縁。今も片男波海水浴場には毎年行っています。海の家7号のマスターに聞いてください。マスターとは友達です」と変わらぬ“和歌山愛”を強調した。
和歌山市観光大使の第1号。辻本は「僕らができることは笑いで盛り上げる。まず、8月27日に和歌山市内で僕の新喜劇で盛り上げたい」と抱負。おすすめには和歌山ラーメンを挙げ、「早ずし」と呼ばれるひとくちサイズのさばの押しずしとセットで食べる方法を力説。「ラーメンといいながら、すしとよく合うんです。皆さん、一度お試しください」とPRしていた。