竹内結子 アカデミー候補監督から絶賛

知り合いに手を振る大竹しのぶ(左)と竹内結子=東京・赤羽橋
会見した(左から)ロニー・デル・カルメン共同監督、大竹しのぶ、竹内結子、ピート・ドクター監督=東京・赤羽橋
ピート・ドクター監督(右)に「お団子」をプレゼントする竹内結子=東京・赤羽橋
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 女優の竹内結子(35)が25日、都内で行われた映画「インサイド・ヘッド」(7月18日公開)のピート・ドクター監督(46)来日会見に、大竹しのぶ(57)と登場した。

 少女の頭の中にいる「ヨロコビ」、「カナシミ」など、キャラクター化した5つの感情が主人公のディズニーアニメ最新作。竹内と大竹は日本語吹き替え版で声優を務めている。

 09年公開の「カールじいさんの空飛ぶ家」でアカデミー賞作品賞候補入りしたこともあるドクター監督は、ヨロコビ役の竹内を「物語にエネルギーと推進力をもたらし、観客を引きつけるすばらしい演技を見せてくれた」と絶賛。竹内も「彼女(ヨロコビ)のセリフから私もエネルギーをもらいました」と笑顔を見せた。

 ドクター監督は、前日にジブリの宮崎駿監督(74)と対談したことを告白。宮崎監督が「インサイド-」の試写を見た後にスタンディングオベーションしてくれたと明かし「どのような映画作りのアプローチをするのか話しました」と、うれしそうだった。

 映画は19日に全米3946館で公開され、公開3日間の興収が9000万ドルを突破する大ヒットスタート。続編やシリーズものが全盛の時代にあって、完全オリジナル作品としてはディズニーアニメ史上歴代1位のオープニング成績を記録した。

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