映画監督の北野武（６８）が２５日、日本テレビ系のバラエティー番組「しゃべくり００７」に出演し、タレントの鈴木奈々を「お前はバカのくせに」などとこき下ろした。

　番組では「たけしが会いたくない人」としてコーナーを設け、鈴木が登場。鈴木は「ビートさん」とたけしに笑顔を振りまいた。鈴木は以前、たけしを「おじいちゃん」と呼んだことがあり、その理由について「共演した時にむちゃくちゃ話が長くて。おじいちゃんって話が長いから」と物おじせずに述べた。

　ここでたけしが「お前、お前、バカ野郎！お前がバカなんだよ！」とまくしたて、「お前はだいたいバカのくせにいっちょまえのこと言ってる」と厳しく言い放った。

　その後、鈴木は「夫が夜、雑になった」と、たけしに悩みを相談。セクシーな下着を着用して夫の気を引こうとしたことも打ち明けた。たけしは「それは逆効果。男はがっくりする。イヤでしょうがない。つっけんどんにした方がいい。ダンナも焼きもちを焼く」などと真面目に回答した。

　たけしが「オレは本当はあんまり怒ってない。いいんだもん、キャラクターだから」と大御所らしく余裕の構えを見せると、鈴木は「大好き～」と調子に乗ってたけしの膝に座ろうとした。たけしは「向こうに行け！」と鈴木を拒否し、あげくに鈴木を投げ飛ばしたり、逆エビ固めをキメるなどやりたい放題。

　「帰りたい」という鈴木に「とっとと帰れ！ふざけやがって」と帰らせた。しかし、番組後半では「鈴木奈々ちゃん、大丈夫かな。痛がってないかな」と心配していた。