“歌手”京本政樹 初のトーク&握手会

新曲の発売記念イベントを行った京本政樹=大阪市北区のタワーレコード梅田NU茶屋町店
新曲の発売記念イベントを行った京本政樹=大阪市北区のタワーレコード梅田NU茶屋町店
新曲の発売記念イベントを行った京本政樹=大阪市北区のタワーレコード梅田NU茶屋町店
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 今月1日に9年ぶりニューシングル「Doubt~ダウト~」をリリースした俳優の京本政樹(56)が12日、大阪市内でトーク&握手会を行った。自身初となる全国4会場でのイベント第1弾。集まった女性中心のファン200人を前に歌への思い入れを語った。

 京本は84年、アルバム「ラブレーの15分」でシンガー・ソングライターとしてレコードデビュー。以降、自身が“組紐屋の竜”役で出演する「必殺仕事人シリーズ」の楽曲など、「300曲近くレコーディングしてきた」という30年の音楽活動を振り返った。

 本格的な新曲キャンペーンは初体験。「いまさら『僕がシンガー・ソングライターです』というような宣伝をして回るとは思ってなかった。この年齢で」と自分でも驚きを隠せない。「でも大変ですけど楽しいです。こうやって直接お会いできる機会があるというのは」とファンとの触れ合いに充実の表情を見せた。

 「30年近く前はシンガー・ソングライターはテレビで歌わない風潮があった。僕もテレビで歌わない代わりに全国でコンサートをやっていました」と説明。「当時、熱烈に追っかけてくれた中高生が今日もいました。握手会のアイデアを出したのは僕ですけど、やっぱり会いにきてよかったです」と同世代のファンとの再会を心から喜んだ。

 この日は生歌を披露することはなかったが、「新曲は趣味でダラダラ作っていくと思います」と明言。「レコーディングとかは今のところは全然考えられない。ライブ的なことが将来的にできれば」とファン待望の復活コンサートに含みを持たせると拍手が湧き起こった。

 ニューシングルはロック調のリード曲「Doubt」、バラード調の「はつ雪」、歌謡曲調の「トーキョー・ブルー」の3曲収録。「番組のためやアルバムからのシングルカットでなく、初めて自分のために書き下ろしたシングル。毛色は全然違いますけど、僕として非常に自信のある3曲ができた」と胸を張ってアピールした。

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