猫 アジア大会翌日に“赤坂マラソン”

 仁川アジア大会の男子マラソンでスタートする猫ひろしさん(中央)=3日、韓国・仁川(共同)
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 仁川アジア大会で3日に行われた男子マラソンにカンボジア代表として出場し、完走した芸人の猫ひろし(37)が4日、TBS系で生放送される「オールスター感謝祭14秋」(後6・30~11・48)に出演し、恒例の“赤坂マラソン”に出場することが分かった。4日昼に“来日”するという。

 フルマラソン完走後に3~4キロの距離を走るのはアスリートとして異例。猫の事務所関係者は「コーチからは、実は、あまり走ってほしくない」と言われたことを明かした上で、「本人は『出ますよ』と前向きに話している。“赤坂マラソン”にはずっと出させていただいているので」と出場の経緯を説明した。

 3日のレース後はお風呂につかり、マッサージを受けるなどして回復に努めているという。

 猫は05年のTBS系「オールスター感謝祭」の“赤坂マラソン”で健脚を披露して、才能が開花。初めてのフルマラソンは08年の東京マラソンで、3時間48分57秒だった。11年に五輪出場を目指し、カンボジア国籍を取得した。

 なお、3日のマラソンでは、完走した14人中、最下位となる14位。タイムも2時間34分16秒で、自己ベストも更新できず。レース直後のインタビューで「タイムが5分遅い。悔しいです」と悔やみ、最後は「感謝、韓国、ありがと、ニャー!」と芸人らしく明るく話していた。

 「‐感謝祭」の名物コーナーである“赤坂マラソン”は14年春と13年秋が3・6キロ。過去十年では3~4キロのコースとなっている。猫は過去に何度も優勝しており、猫がマラソンに目覚めるきっかけとなった番組企画である。

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