韓国バレエ団「蝶々夫人」上演取りやめ
韓国国立バレエ団は23日、来年3月に計画されていた「蝶々夫人」の上演を取り消すと発表した。同バレエ団は今月1日、「蝶々夫人」を来年の初公演として披露すると発表したばかり。23日、聯合ニュースが伝え、朝鮮日報(電子版)など韓国メディアが報じた。
作品性や完成度に疑問符がつけられ、上演をとりやめることになったというが、一部では、日本色の濃い同作品を国立バレエ団が上演するのはふさわしくないとの指摘も出ていたという。
「蝶々夫人」は作曲家プッチーニの同名オペラ。明治時代の長崎を舞台にした悲しい恋の物語。同バレエ団は「蝶々夫人」の代わりに古典バレエ作品「ジゼル」を上演する。