渡辺謙感動「ゴジラが帰ってきた」

 俳優の渡辺謙(54)が8日(日本時間9日)、米・ハリウッドで、映画「GODZILLA」(日本公開7月25日)のワールドプレミアに登場した。日本での誕生から60周年を迎えた世界的キャラクター・ゴジラの、ハリウッドリメーク版。上映館で、アカデミー賞の受賞会場として知られるドルビー・シアターの前に敷かれたブラックカーペットを、妻で女優の南果歩(50)を伴って歩き、現地ファン1200人から大歓声を浴びた。

 ハリウッド版第2弾となったNEWゴジラでは、日本版の咆哮(ほうこう)シーンや特徴的な背びれ、必殺技の放射熱線を再現。渡辺は、1954年公開の日本版第1作のストーリーにも通じる芹沢博士役を演じて、「最初のひと鳴きに感動しました。ゴジラが帰ってきたことを実感させる叫び声で。この仕事に参加できて良かった」と誇らしげ。

 2001年公開の日本版第25作「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に出演した南は、「日本で作られた物をベースに、ハリウッドの技術を駆使しスケールアップしていて驚きました。ゴジラは時代とともに変わっていくんだな」と、日本生まれの“キング・オブ・モンスターズ”の成長ぶりに感心していた。

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