北島三郎 紅白卒業、震災で延ばした
昨年の大みそかで紅白歌合戦を“卒業”した演歌歌手の大御所、北島三郎(77)が23日放送のフジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜、正午)の名物コーナー「テレフォンショッキング」に出演、紅白卒業を2011年から考えていたことを明かした。
北島はこの日、サプライズ出演していた木梨にネームプレートを持たれて登場、木梨はその後のトーク中でもいきなり花束の下から再登場し、北島の新曲をPRするなど大御所に大サービスした。
タモリとのトークでは、北島は昨年の紅白卒業について「本当はデビュー50周年で一つの線を引くつもりだったけど」、折からの大震災発生で見送ったことを明らかにした。
最後の紅白では他の出演者を見渡したところ「私が初出演した時に生まれてなかった人が8割方」と改めて驚き、時の移ろいを感じたという。
北島は最後の紅白で大トリを務め、その場面は番組の瞬間最高視聴率50・7%を記録した。(数字はビデオリサーチ調べ=関東地区)