アイドルグループ、ＮＭＢ48の山田菜々(21)と村上文香(20)が14日、大阪市内で、７月に実施予定の参議院選挙の啓発を目的とした「選挙にいったんで！」プロジェクトの推進リーダーに就任したことを発表した。

　８日に行われたＡＫＢ選抜総選挙で28位に躍進した山田は「大切な１票を投票することで、その先が変わっていくかなと思う」と述べ、１票の重さを実感した発言に周囲をうならせた。

　ＮＭＢは21歳の山田が最年長で、ほとんどが10代。今月２日に20歳になった村上は「選挙といえば難しいイメージ。投票をどうすればいいのか、とか学んでいければ」と抱負を語った。参院選で争点の一つになると目されるＴＰＰ（環太平洋連携協定）について聞かれた村上は「え～っと。太平洋、太平洋なんちゃらかんちゃら。知ってます！！」と知らないことがばれて悔しさいっぱいだった。

　プロジェクトは若年層に対し政治に関心を持ってもらうために大阪青年会議所が中心となって発足。ホームページなどで、参院選などの基礎知識を掲載するほか、来月２日、山田と村上が参加するイベント「劇場版　選挙にいったんで！プロジェクト」を開催し、参院選立候補予定者らと対談などを行う予定という。