森田健作氏 公務ずらし恩人葬儀に参列
すい臓がんのために亡くなった芸能事務所「サンミュージック」の設立者で会長の秀禎氏の葬儀・告別式が29日、東京・青山葬儀所で営まれた。
同社第1号タレントとしてデビューした森田健作千葉県知事が、県庁での公務の予定をずらして参列し、弔辞を読み上げた。「会長っていう人は不思議な人でした。みんなから愛されていました。100人いたら100人会長の悪口を言う人はいませんでしたよ」と遺影に語りかけた。
18歳の時に出会い、「お前は太陽みたいな男だ」と口説かれ芸能界入りし、92年に政治家に転身する際に相談したことを述懐。「笑って『サンミュージックの売り上げが落ちるけど、国のためにやるんだから頑張れよ』と。それで私は(転身を)決断したんでございます」と感謝した。
最後に会話をしたのは亡くなる3日前。「会長、森田健作です。頑張って下さい」と語りかけると相澤氏は少し笑って「おれ、頑張るよ」と口を開いたという。時折言葉を詰まらせながら「来世も必ず会いましょうね。今度は私が思いっきり恩返ししますからね」と誓った森田は出棺の際、深々と頭を下げ、大恩人を見送っていた。
