森田健作氏が千葉県知事に再選

 任期満了に伴う千葉県知事選は17日投票、即日開票の結果、無所属の現職森田健作氏(63)が、無所属の新人で、共産党推薦の千葉大名誉教授三輪定宣氏(75)、シェアハウス経営佐藤雄介氏(31)を破り、再選を果たした。

 森田氏は、千葉市内の事務所で集まった支援者らに「4年間、全身全霊で千葉県のために頑張りたい」とあいさつした。

 自民、公明、みんな各党の県組織の支援を受け、日本維新の会も県内を地盤とする国会議員が支持を表明。候補者擁立を断念した民主党は自主投票となり、論戦は盛り上がらなかった。

 選挙戦で森田氏は子育て支援充実のほか、国と県の費用負担による社会実験で実現した東京湾アクアラインの通行料値下げなどの実績を強調。値下げの恒久化に向けて党派を超えた「オール千葉」の結束を呼びかけた。成田空港の利便性向上やコンビニと連携した防犯対策も訴えた。

 共産党や自治労が支援する三輪氏は森田県政を「大企業依存」と批判。教育・福祉政策の充実を訴え、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加への反対も掲げたが及ばなかった。

 佐藤氏は、目立った選挙活動をしなかった。

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