「探偵!ナイトスクープ」が25周年

 ABCの名物番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)の放送25周年を記念した『グランドアカデミー大賞』(3月1日、後11・17)の収録が、このほど大阪市の大阪国際会議場に2000人の観客を集めて行われ、25年間の感動あり笑いありの名作・迷作の数々が上映された。

 収録後の会見で、01年1月26日から2代目探偵局長を務める俳優・西田敏行は、今年3月7日に初代局長・上岡龍太郎氏の“局長在任期間”である4423日に到達することに「やったー」と喜びの声をあげた。

 就任から12年、隔週で収録のため大阪を訪れる日々が続いているが、西田は「僕自身も番組のファン。収録が楽しみなんですよ。いい深呼吸をして帰ってます。ほかのバラエティー番組にはない、ナニワの人が持っている、人生のおもしろがりかたがありますね」と語った。

 『グランド‐』の収録では、最高顧問を務めるキダ・タロー氏が「今、82歳ですが、112歳ぐらいまでは顧問でがんばるぞ」と気炎をあげれば、西田も「番組が50周年を迎える90歳まで局長をやります」と宣言した。

 1988年3月5日に放送が始まった同番組。初代局長・上岡龍太郎、初代秘書・松原千明でスタートし、初回視聴率は8・6%だった。

 だが、91年4月には視聴率20%超、92年11月に25%超、93年12月に30%超とグングン数字をのばし、98年5月1日に番組史上最高の32・2%をマークした。

 今回の収録には、89年7月から21年間、2代目秘書を務めた岡部まりも登場。「この番組にお世話になれたことが幸せ。これからもジャンジャン大作を作ってください」とあいさつした。

 会見では、岡部が10年の参院選出馬を機に番組を卒業したことを引き合いに、西田が3代目秘書の松尾依里佳に「岡部まりさんは(番組)秘書から国会にうって出る王道をいったけど?」と振ると、松尾は「私はこの先もずっと秘書をやらせていただきます」と生涯秘書を誓っていた。

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