金本氏「探偵!ナイトスクープ」再訪

 プロ野球・元阪神の金本知憲氏(44)=デイリースポーツ評論家=が、ABCの名物番組「探偵!ナイトスクープ」の放送25周年を記念した「グランドアカデミー大賞」の収録に登場。同番組2度目の出演となったアニキは、積極的なボケ&ツッコミを繰り出した。笑いにもどん欲な金本氏の姿勢に、虎党で“探偵局長”の西田敏行(65)は、感激の涙腺が決壊寸前!?イベント後の会見は今年の阪神優勝を願って虎トーク満載となった。

 現役引退から4カ月。早くもアニキのバラエティー魂が“進化”した!?

 大阪国際会議場で2000人を集めて開催された、記念番組の収録(ABCは3月1日、後11・17~放送)で、金本氏は昨年11月に続きナイトスクープ2度目の出演。収録途中から特別ゲストとして登場すると、大歓声に迎えられた。

 アニキ再訪を喜ぶ西田に「ここまでは(控室で)見ててくれましたか?」と聞かれた金本氏は頭をかいて、「すみません、見てませんでした!」。これには出演陣全員がズッコけ、つかみOKで顧問席に座った。

 「探偵!ナイトスクープ」は金本氏が19歳だった88年3月に誕生した名物番組。「グランド‐」では、25年間の感動あり笑いありの名作・迷作の中から、お笑い系を中心に伝説的作品の数々が上映された。

 特に金本氏は、探偵・桂小枝による謎の骨董品店潜入レポートに大ウケした様子。「マッカーサー元帥愛用のキセル(なぜか新品)」「ミケランジェロの“弟子”が造った彫刻」など、怪しげな珍品を売る、憎めない店主のキャラクターに、感想を求められた金本氏は「いい番組です!マッカーサーとか完全なペテンですね」と突っ込み、会場の爆笑を取った。

 西田のラブコールを受け初出演した昨年11月は、トークもやや控えめだったが、今回は“お笑い魂”の片鱗をみせた。

 いまだに金本氏を見ると涙腺がヤバいという西田は「今回はかなり前のめって、笑いをとってやろうという姿勢でした。コメントも切り口が斬新だし、また出演をお願いします」と、アニキの姿勢に感激。自身が90歳になる番組50周年まで探偵局長を続けることを宣言し、金本氏にも協力を求めていた。

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