橋下市長「鬼畜」発言を訂正・謝罪

 「週刊朝日は鬼畜集団」と22日に発言した橋下徹大阪市長が一夜明けた23日、「訂正・お詫び」と題し、自身のツイッターで「連載第一回の週刊朝日を、週刊朝日サイドが実母に送り付けた事実は存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです」と事実誤認があったことを認め、「事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます」と訂正と謝罪を行った。

 橋下市長は22日、自身の出自に関する記事が掲載された16日発売の同誌を、週刊朝日サイドが送りつけてきて、「話を聞きたいと書面通知。僕の母親が取り乱す姿を記事にする企画」が許せない、と怒りをあらわにし、「朝日新聞出版と週刊朝日は鬼畜集団ですよ。謝り方の礼儀すら知らない」などと不満をぶちまけていた。

 橋下市長は、23日のツイッターで「週刊朝日サイドから実母へ送ってきたのは連絡が欲しい旨のレタックスで、当該週刊朝日発売日前です。週刊朝日発売日当日、同じマンション内に住む実母が実妹が購入した週刊朝日とレタックスを僕のところに持ってきました。僕も登庁前だったので実母の話を早とちりし、週刊朝日の現物とともにレタックスを送ってきたと勘違いしました。」と事実誤認の経緯を説明。

 「事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます。」と謝罪した。

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